1969-01-29 第61回国会 衆議院 議院運営委員会 第3号
○池田(禎)委員 ただいま提案されました二つの案について、それぞれの理由を言うならば、利害得失というものがあるのでありまして、私は、昨年の通常国会と一昨年の特別国会におきましてともに、党首を立てるんだから、その場合は第一日に登壇せしむべきである、そういう主張をいたしましたけれども、これはこの委員会で劈頭に採決をもって否決されたのであります。当時は自由民主党と日本社会党でこれを否決なさった。私はこのことはたびたび
○池田(禎)委員 ただいま提案されました二つの案について、それぞれの理由を言うならば、利害得失というものがあるのでありまして、私は、昨年の通常国会と一昨年の特別国会におきましてともに、党首を立てるんだから、その場合は第一日に登壇せしむべきである、そういう主張をいたしましたけれども、これはこの委員会で劈頭に採決をもって否決されたのであります。当時は自由民主党と日本社会党でこれを否決なさった。私はこのことはたびたび
○池田(禎)委員 これについては、私は委員会を設置することは賛成です。しかし、構成上については私見があるところでございます。それはあらためて当該委員会において発言をすることを留保しておきます。
○池田(禎)委員 私はこの際、一言申し上げておきたいと思いますが、議長、副議長におかれましても、十分考慮、善処されたいと私は思います。 堀川恭平君は、先般どこかの国の全権大使に派遣されたゆえに懲罰委員長を辞任なさった。その任務が終われば、また再び懲罰委員長に就任される。私は、そういうことを全く便宜的におやりになるというのは、国会の院の構成上の委員長の重責というものをまことに軽率に扱っているんじゃないかと
○池田(禎)委員 この際お尋ねいたしますが、懲罰委員長にどなたをお出しになるのですか。そのことを私は伺いたいと思います。
○池田(禎)委員 私どもは、この臨時会は、参議院の半数改選が行なわれたその後の臨時会でありますので、過去の前例その他等を勘案いたしまして、特に今度の選挙で公約されましたその公約を実現させる国会にすべきである、いわゆる実質審議を行なってその公約の実現を期してまいりたいということを主張してまいりました。ところが、自由民主党のほうは、意外に会期については固執されておりまして、そういう点もわれわれはいろいろ
○池田(禎)委員 国民生活に重大な影響があるということ、これは私も認めないとは言いませんが、それなら、なぜ早くお出しにならぬのか。政治資金規正法にしても、総理をはじめ、早く出すとおっしゃりながらも、いろいろお家の事情があったことでしょう、お家の事情のことまで私はとやかく申しませんが、今日の時点に至ってなおかつ提出を見ないで、しかも、これは各党が要望しているものであるから早くお出しなさいと、野党のほうであべこべに
○池田(禎)委員 いろいろ見方はありますが、たとえば政治資金規正法のごときは、明日の本会議で緊急質問を各党は要求して、どうしてお出しなさらぬのか、こういう強い不満があって、緊急質問を与党のほうとしても許さざるを得ないような情勢になった。これは、名党こぞって、前国会からの引継ぎでもあるし、国民の最も大きな関心を寄せておるものでもあるので、言うならば、非常にきつい不満の意を表明しておる法案でありまするので
○池田(禎)委員 いま政府は、この国会に対する法案の提出について、どういうふうなお見通しをお持ちになっておりますか。たとえば、この連休明けにも出す法案があるやに聞いておりますが、そういう心がまえについてひとつ御説明願いたいと思います。
○池田(禎)委員 結局これは、大蔵委員長の扱った処置というものは、私はたいへん失礼でございますけれども、あっぱれなものだと思っておる。ところがその中で、こういうことばについてあなたはどう思うんだ、たとえば、あやまらぬかという意味のことを申し上げたようです。それをくどくど自分の発言というものを正当化するためにいろいろな言辞を弄したようでございます。これは記録にはありませんが。そこで委員長はたまりかねて
○池田(禎)委員 大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、昨日の大蔵委員会で、わが党の岡沢完治君が、酒、たばこの増税問題で質疑を行ないました。その質疑の中におきまして、政府委員である大蔵省の官吏がまことに無礼至極な答弁をいたしているのでございます。これは端的に申しますると、大蔵委員長はこの政府委員に対しまして発言を禁じ、退場を命じておる。もって、いかにその答弁の内容というものが非礼であったかということは、結論
○池田(禎)分科員 もっともだと思いますが、そこで将来の展望ですね。どういうふうにいまあなたのおっしゃったものの中にも、いろいろとどうしたいという希望は申し上げたようでございますが、将来への展望として、何か抜本的なことをお考えになっておることがありますか。口では言えますが、なかなか困難なことであることをむろん承知の上でありますが、そういうこともお考えになっておられるであろうかどうかということをお伺いしたいと
○池田(禎)分科員 その、おおよそのことを言えばわかりませんが、世界の主要都市というか、そういう都市と比べて、東京はどの程度のものか、そういうことをお考えになったことがありますか。
○池田(禎)分科員 交通関係の方、来ておりましょうか。 東京の交通事情というものをどういうふうに見ておるか。それはもっと具体的に申しますれば、たいへん交通事情は悪化しておると思います。その状態をどういうふうに緩和されようとする考えを持っておるか、そういうことを中心にして、まずお伺いをしたい、こう思っておるわけでございます。
○池田(禎)委員 そうでなくて各党の意見を一いきなり挙手でなくて、各党はこれに対して賛成とか反対とか、しかる後に採決をなさることが、議事運営の上からいって当然でなかろうか。
○池田(禎)委員 国務大臣の演説に対する質疑は、去る二十七日以来議院運営委員会の理事会におきまして協議をされました。これはしばしば理事会が開かれまして、しばしば休憩をされ、ことに二十九日のごときは、延々七時間に及びまして、各党の個別折衝まで行なわれる、こういう労作を伴いまして、各位におきまして非常な御苦心をいただいたことを深く感謝申し上げます。 と同時に、私は、この際、理事会というものは、記録のないものでございまするので
○池田(禎)委員 關谷勝利君の逮捕許諾について、法務大臣や検察当局の説明につきましては、必ずしも私は満足いたさないのであります。やはり憲法は、何ものにもかえがたき国家の基本条章でございまして、その憲法に保障されている議員の不逮捕の特権をまことに軽視しておることは、私どもはいまにわかに納得いかないところであります。しかし、これをさらに強行していくならば、不逮捕の特権の上に立って議員は何をしてもかまわないという
○池田(禎)委員 近来、官吏が総理大臣以上の発言をしたり、一国の政府を代表するようなことを言ったり、まるで本末転倒もはなはだしいことがひんぴんとして行なわれておる。現に本院では、駐米大使の下田君を喚問せよという動議すら出ておる。あなたがいかにふだんする意思はないと言っても、明確にこういうふうに出ておった場合はどうなるのですか。私は記者会見をやっていけないとは言わない。あなたが総理以上の権限を持つような
○池田(禎)委員 容易ならぬことをいま承りましたね。あなたがこういう発言をしたその日に、官房長官は、議院運営委員会の理事会に喚問されて、その前日行なわれた社会党の成田知巳君の代表質問に対する総理の答弁について官房長官のふえんしたところの、補足したところの言辞に対しまして鋭く追及されて、自今さようなことは国会を通じていたします、さような誓約をして帰っている。その席にまたあなたをお呼びになって、そういう
○池田(禎)委員 法制局長官にちょっとお尋ねいたします。 去る十二日の本院予算委員会におきまして、わが党の春日一幸君が総括質問で佐藤総理大臣に質問を行なった際、その総理大臣の答弁を補足し、説明し、あるいはまた、その真意はここにあるというようなことを、あなたが記者会見において述べられておるわけであります。どういう意味でそういうようなことをおっしゃったか、その趣旨なりその御意見なりをひとつお伺いいたしたい
○池田(禎)委員 私と食い違っておる点は、どうしてもこれはいまここで解明できません。今度国会が召集されます四日の日に、国会法に基づきまして劈頭に副議長の選挙をやらなければなりません。いかなる人が選ばれましょうとも、副議長の権威というものをまざまざと今日われわれが見せつけられた段階において、どういう選挙をやるか、私どもは議員全体として重大な関心を払わざるを得ません。この中にもその候補者がおられるから、
○池田(禎)委員 私は特に申し上げておきますが、衆議院の副議長が入閣をしてはならない、こういうことを言うものではございません。その識見と力量というものを買われて行政府にタッチすることも私は異論はない。ただその場合に、この衆議院みずからがどういうことを多年唱えてまいったでありましょうか。憲法第四十一条は「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。」この憲法の条章というものをわれわれが世々体得
○池田(禎)委員 議長さんにお尋ねしますが、安宅さんからも、院の議長に対して行政府より、という希望的な、あるいはまた、かくあるべしというような意見が出たのですが、端的に申しまして、総理大臣から、衆議院の副議長を入閣せしめんとするものである、かような交渉があったのでありましょうか、なかったのでありましょうか、その点をまずお尋ねいたします。
○池田(禎)委員 私もこの前西尾さんのことにあずかったが、描く人はみな一流の人だ。中には衆議院に肖像画を掲げるということに対して、何と言うか、光栄と言うと言い過ぎだが、感激して描いてくださる人もおるけれども、もうたくさんの人になってくると、宮本三郎さんくらいになると一年以上かかる。ところが終生これを飾るということになれば、相当の方に描いてもらいたいというのが人情のしからしむるところです。また、そのくらいのことをしても
○池田(禎)委員 安宅さんはちょっと考え違いをしているんじゃないか。私はあのときに、これは社会党が提唱したんだから社会党の国対委員長から提唱したらどうかという意味のことを申し上げたのであります。ですから、それは聞き違いしておったのか何かじゃないかと私は思うのです。
○池田(禎)委員 それから、いま社会党のほうからお話しになりました総理大臣の韓国訪問について、これはわが党としてはいささか所見を異にいたします。ただ、手続については私は社会党の人々の議論は当然だと思う。むしろ立法府が、国会開会中といえども隣国の大統領就任式典に総理大臣が行くべきである、その間くらい待ってやる、こういう取りつけのできるようなはからいをして訪韓されることが、私は総理大臣のためにも、両国のためにもけっこうなことだと
○池田(禎)委員 それは虫のいい話というものであって、あなた方自身の怠慢であるか、各省の怠慢であるかしらないが、会期中に提出ができないものをできるだけ審議をしてくれ、そういう話はない。現に提出をされておる重要法案を全力を尽くして通過せしめるというならわかる。それはそれでやりたい。そういうことになれば、当然出てくるものは国会軽視ということです。あなた方の行政府だけ都合のいいことをしても通りません。ほおかむりしても
○池田(禎)委員 官房長官にお尋ねしますが、いま研究中かあるいは提出を予定されておる法律案が、たとえば七月に入ってから出すというのは、私はこれは政府の怠慢であって、会期延長をあらかじめ予想して、そしてその上に立って出したと考えられる。これは全く不当である。したがって、この中で最も緊急なもの以外はやはり提出をあらためてするというお考えあるかどうか、このことをお尋ねしたい。
○池田(禎)委員 与党のほうからそういう要望がありましたのですが、同時に野党からいえば、やはりこの会期延長をみなで話し合いでまとめ上げた、それぞれの主張に相違の点があったとしても、一つの話し合いをもって会期延長を四党で可決したということはけっこうなことだ。ただ、そのことはそのことだけで、与党の申し入れに基づいて延長が行なわれたら、これが正常化だととられては、いま安宅委員の言ったようなことになろうかと
○池田(禎)委員 会期延長はきのうの理事会で同意いたしました。ただ、理事会というものは記録がございませんので、私がこの際記録にとどめておきたいことは、この特別国会の召集されたとき、わが党は七月一ぱいということを主張しておった。ところが、各党は六月一ぱいでよかろうということになって、そして結局においては、また会期を延長しなければならぬということになった。私どもは決してそれをたてにとって言おうとは思いませんが
○池田(禎)分科員 それでは石炭局長にお尋ねいたしますが、今度の助成策の中に坑道掘進費の補助金あるいは安定補給金、これが大きな柱になっておると思うのでありますが、これは坑道掘進費をもらったところには補給金を出さないというふうになるか、あるいはまた、補給金をもらったところには坑道掘進費補助金というものは出ないものであるか、こういうふうに画一的にされるものであるか。それは事実、山の実態に応じて案分なり、
○池田(禎)分科員 その方針を今後施策の上において推進されていくと思いまするが、今度石炭の特別会計もおつくりになりまして、そしてこれは五百二十一億ですか、というような予算の裏づけを出してもらっておりますが、これについて先般福岡で全国の中小炭鉱代表者会議というものがありまして、われわれも、議員みな呼ばれました。これは、そのまま受け継ぎで言いますると、その配分について大きな不満がある。いわゆる大手と中小
○池田(禎)分科員 今度の石炭鉱業審議会の答申に基づきまする予算化につきましては、これは見る人によってはずいぶん不平もあり、不満もあります。しかし、たいへん努力を願っておるということにつきましては、私は深く敬意を表しておるものであります。大体答申案にも出ておりますが、石炭の今日におきます立場というものは、いわゆるエネルギー革命の襲来によりましてたいへん悲惨な状態におちいっておる。こういう状態になっていることは
○池田(禎)分科員 これは、このつり橋をつくることによって本州、九州全体の道路行政にも大きな変更を来たす、たとえば新道路を建設するというようなことは並行的にお考えになっておるでしょうか、どうでしょうか。この橋をかけることによって本州、九州の近路行政に新しい手を加えるということはお考えになっておりましょうか、どうでしょうか。
○池田(禎)分科員 建設大臣にお尋ねいたしますが、大臣がもしなんでしたら、こまかいことでしたら関係の局長さんでけっこうでございます。 今度、関門架橋ですね、これは画期的な世紀の大事業だと思いますが、建設が発表されております。その本年度予算というものはどれくらいになっておりますか。それから建設省のお考えでは大体何年くらいかかるのか、いわゆる何年計画でやるというのか、その総費用というものはどの程度のものであろうか